仙巌園の見どころ
大河ドラマでもよく登場する仙巌園
「仙厳園 附 花倉御仮屋庭園」じゃろ?
絶対に覚えられない!
1658年に19代島津光久によって築かれた別邸なんじゃ。
フナミちゃんは仙巌園を何で知ったのじゃ?
最近、大河ドラマの『西郷どん』で見てるんだけど、
多くのシーンで使われているのが「仙巌園」らしくて興味が湧いちゃって。
ちなみに敷地面積は50,000平方メートルほどあるらしいぞ。
私数学がイマイチだから全然ピンとこない。
東京ドームで広さ表すの止めない?
なた豆おじさん、東京ドーム行ったことあるの?
・・・・・ない。
よし、フナミちゃんのために仙厳園の
取っておき情報を教えよう!
仙巌園の見どころ
仙厳園最大の魅力は桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた雄大な景色。
桜島が錦江湾に浮かんでいるように見えます。
これこそが鹿児島が「東洋のナポリ」といわれる所以でもあります。
この景色は28代島津斉彬や篤姫など多くの人を魅了してきました。
いまでいうとフォトジェニックな場所だから人が集う、そんな感じでしょうか。
来園の際には、インスタ映えする写真を記念に1枚撮ってみてはいかがですか?
これだけ広いと、良さは景観だけにとどまりません。
猫が好きな方に朗報です。
仙厳園内に全国の猫好きが集まる珍しいスポットがあるんです。
その名も「猫神神社」
7代島津義弘が、朝鮮出兵の際に連れていった7匹の猫のうち
日本に生還した2匹の猫の霊が祀られている神社です。
その2匹は「ヤス」と「ミケ」といい、絵馬にも描かれています。
「そもそも、なんで猫なの?」と思いますよね。
猫の瞳孔は調整範囲が広く、明るいところでは細長く
暗いところでは、たくさんの光を取り込むためにめいっぱい広げて真ん丸にします。
時計のなかった時代、猫の瞳孔の形を見て時間を判断していたそうで、
そこから、毎年6月10日(時の記念日)には
時計業者が参集して例祭が執り行われたり
愛猫家のために猫の長寿祈願と供養祭が行われています。
その他、土産処では猫グッズを多数販売しており、
先ほどご紹介した絵馬もこちらで購入することができます。
猫が好きな方は、ぜひ覗いてみて下さい。
名物の「両棒餅」
話が長くてお腹すいてきたー。
仙厳園には名物の「両棒(ぢゃんぼ)餅」があるぞ。
これは鹿児島弁で「日本刀」という意味なんじゃ。
こわっ・・・
その姿を模したことから「両棒餅」と書くんじゃ。
ほれ、ここで買えるぞい。
美味しそ~。
どっちにするかの?
じゃあ食べながら、もう一つフナミちゃんにピッタリの情報を教えよう。
園内ガイドツアーも行っておるんじゃ。
庭園コースのほか、今年1月に新設された世界遺産コースがあるぞ。
フナミちゃんみたいなひとり旅の強い味方じゃろ!
あ、両棒餅あと1本ずつ追加で!
仙巌園の補足情報
〇名勝 仙厳園 磯庭園
入園時間
8時半~17時半 閉園日無
入場料
大人(高校生以上)1000円、小中学生500円
駐車場
乗用車500台まで駐車可/1日300円
「磯」という地名があることから
地元の人は「磯庭園」と呼ぶそうです。
入場料1000円に尚古集成館への入場も含む。
島津斉彬に関する資料がたくさんあるとのこと。
〇仙巌園の園内ガイドツアー(有料)
毎日10時~15時の間、各1時間ごとに1回ずつ
※当日受付窓口にて直接申し込み可
料金
個人(1~10名)1名あたり300円
11名~団体料金
〇猫神神社(仙厳園内)
http://www.senganen.jp/omiyages/item/nekogamiema/
土産処「島津のれん」にて絵馬購入可(650円)
神社と呼ぶには、あまりにもこじんまりとしていますが
全国の猫好きが集う場所として有名だそうです。
〇ぢゃんぼ餅
仙巌園内
6串 310円/10串 510円 いずれも税込
平田屋
市内にある人気店。こちらは12個入り500円とリーズナブル。
持ち帰り可能。
空港でも購入可
8本×3袋 1,080円(税込)